九段下にも同じ名前の坂がありますが今回は隼町にある鍋割坂 です。
この辺り警察官が警備していましたが皇居のお堀端から離れているのに最初不思議に思いましたが坂沿いに警視総監公邸やら麹町署長公邸、隼町警視庁住宅などありなるほど(笑)と思いました…
坂の由来ですが「この道は内堀通りから真っ直ぐ伸びて平河天神の正面にでる由緒ある参道坂であった。切絵図をみると,天保版でははっきり見える。明治11年の地図には,現在の半蔵門会館(現・グラントアーク半蔵門)から国立劇場・最高裁までは,陸軍本病院となっており旧道路は構内にとりこまれている。その後陸軍の中枢部に変貌し,戦後 国立劇場ができたとき鍋割坂の道も復活した。昭和30年代には,内堀通り桜田濠に面して一の鳥居がたっていた。坂の名から,このあたりは小丘があって,天神前へ真っ直ぐ切通し,すこし上って天神へ下っていったと思われる」(「東京の坂風情」より)と書かれていました(;^ω^)
坂というより普通の道路?といった感じですが中央付近が少し盛り上がっているので鍋の蓋を伏せた形でそのような名前になったようです。
坂評価(5段階)
プロポーション:★
知名度:★★
雰囲気:★★
規模(大きさ、広さ):★
リピート率:★★
総評価 // 33点 ※あくまでも個人的好みによる評価です。