坂の回廊

都内坂道を歩くブログです

車坂(大田区)池上2丁目

池上本門寺の境内西側を池上稲荷橋から本門寺境内経蔵脇へ上る道でちょうど大坊坂と紅葉坂の境周辺が坂上になります。

 

車坂

 

車坂 坂下周辺

S字型の曲線で長さは240mほどあります。高低差12mで平均斜度2.9度やや急な坂の印象です。

名前の由来は江戸時代にはすでに荷車が使用されるようになったから“荷車を通す坂”ということで「車坂」と呼ばれるようになったと考えられる。(大田区HPより)

江戸時代からある古い坂のようです。

標柱はあるようですがこの日 沢山の坂を回るので速足で歩き気づきませんでした(笑)

眺めもよく美しいプロポーションかと思います。

 

坂評価(5段階)

プロポーション:★★★★

知名度:★★★

雰囲気:★★★

規模(大きさ、広さ):★★★★

リピート率:★★★

総評価 // 67点 ※あくまでも個人的好みによる評価です。

 

 

紅葉坂(大田区)池上1丁目

大坊坂を上ると右手に車坂そして池上本門寺と本院寺務所との間に紅葉坂があります

「もみじざか」と読むんですね(;^_^A

坂名は付近に紅葉の木が多かったらしく そのためこの坂名がつけられたものと思われます。あくまでも付近であってこの坂沿いには季節は違いますが紅葉の落葉樹はない感じではありました…

紅葉坂

 

なお大田区のHPには「坂下で交差する道を北へ行くと西側に松濤園という江戸初期につくられた庭園がある。慶応四年(1868年)西郷隆盛と勝海舟がこのあずまやで江戸城明け渡しの会見をしたとされている事実ははっきりしない。園内にその記念碑があり 都の旧跡に指定されている」と書かれていました。

坂下周辺は時間が無かったので今回あまり探索はしなかったのですが機会があれば史跡も多そうなので回ってみたいと思います。

 

帰りは貴船坂と並行している無名の坂道?を通り西馬込駅までトボトボと歩きました

急坂です 無名にするのはもったいない!

 

坂評価(5段階)

プロポーション:★★★

知名度:★★★

雰囲気:★★

規模(大きさ、広さ):★★

リピート率:★★

総評価 // 48点 ※あくまでも個人的好みによる評価です。

 

大坊坂(大田区)

池上本門寺を訪れる前に立ち寄った国登録重要文化財に指定されている門と本堂がある實相寺 こちらの中を通り大坊坂へ向かいます。

 

大坊坂は本門寺の経蔵の裏の六層になった石段坂です。大坊とは本行寺という本門寺の子院の一つで坂名もそれにちなみます。大坊は この地の領主・池上宗仲の屋敷。宗仲は日蓮を崇信し日蓮の死後 屋敷を寄進し日澄を開山僧として大坊を起こしました。

大坊坂

写真の通り急階段で高低差11m 平均斜度10度あります 長さは約65mです

 

階段の途中(大坊坂を上る第三の踊り場)から左に下る石段の先に朱塗りの宝塔があります。日蓮を荼毘に付した所で都の指定文化財にもなっています

 

坂評価(5段階)

プロポーション:★★★

知名度:★★★

雰囲気:★★★

規模(大きさ、広さ):★★

リピート率:★★★

総評価 // 59点 ※あくまでも個人的好みによる評価です。

 

宮坂(大田区)久が原2丁目

池上本門寺の周りには結構多くの坂があります。その池上本門寺の西側第二京浜を挟んで呑川(のみかわ)と交差する辺りは住所的には久が原に変わります。

そして呑川にかかる橋 長栄橋を西に進みます。

呑川

 

突き当りにある本光寺を囲む無名の坂を上りますと

 

ちょうど坂上の辺り八幡神社が見えてきました

八幡神社

 

こちらの八幡神社の横を通る坂が宮坂です。

宮坂はその名の通り久が原東部八幡神社の前の坂であることから宮坂と呼ばれています

長さは100mに満たさないですが緩く曲線を描いており神社の緑とのコントラストが美しいと思いました。

宮坂

大田区の坂は坂上と坂下の二か所に標柱が建てられている事が多く 宮坂のような比較的短い坂でも2か所設置されているところは好感が持てます(;^ω^)

坂下の標柱

 

坂評価(5段階)

プロポーション:★★★★

知名度:★

雰囲気:★★★

規模(大きさ、広さ):★

リピート率:★★★

総評価 // 60点 ※あくまでも個人的好みによる評価です。

 

臼田坂(大田区)

大田区の坂を歩いていて文士の墓や住居の跡が多いのが分かります

臼田坂の近くにも川端康成、石坂洋二郎、萩原朔太郎、稲垣足穂など著名人が多くすんでいました 今回は立ち寄らなかったですが次回訪れた時は足を運んでみたいと思います。

坂上に金剛地蔵尊(臼田地蔵)がありました。

臼田坂の坂名については 坂のあたりに臼田姓の家が多かったので この名が起ったといわれています。

冒頭にも書いたように著名人が多く「馬込文士村」という言葉も生まれました。文士村のメインストリートであったこの坂も当時は今日と異なり赤土の急坂でした。萩原朔太郎の散文詩「坂」はこの頃の臼田坂あたりを魅力的に描写しています。

 

坂自体は穏やかな印象を受けますが300m弱と長い坂なので高低差18m、平均斜度3.7度という急斜面を感じさせないようです

臼田坂

坂上の標柱に比べこちら坂下の標柱はかなり傷んでいます(;'∀')

 

坂評価(5段階)

プロポーション:★★★

知名度:★★

雰囲気:★★

規模(大きさ、広さ):★★★

リピート率:★★★

総評価 // 52点 ※あくまでも個人的好みによる評価です。

 

右近坂(大田区)

時代劇いや現代でも名前で「右近」や「左京」などカッコイイと思っています(笑)

大田区にある右近坂は大田区南馬込文化センター前付近から北西に上り“臼田坂上”バス停手前までの坂ですが今回は坂下から上ってみました。

この坂名については幾つか諸説あるようです

1) 臼田坂の右近くから谷中におりる坂道であるから右近坂と呼ばれるようになった。
 2) 坂の近くに「右近」という者,あるいは「おこん」という女性が住んでいたから。
 3) うこん色の着物を着た娘がよくこの坂を通ったから…等々

この辺りの坂は急坂が多くこちらも高低差12m 平均斜度3.6度と近隣の坂同様です。

右近坂

 

いやはや眺めが良いですね❣

 

坂評価(5段階)

プロポーション:★★★★

知名度:★★

雰囲気:★★★

規模(大きさ、広さ):★★

リピート率:★★★

総評価 // 63点 ※あくまでも個人的好みによる評価です。

 

汐見坂(大田区)中央5丁目

汐見坂は都内だけではなく全国各地にみられる坂です。

住宅街の中 素敵な坂の蓬莱坂を上がり5~60mほど進むと右手にこれまた素敵な坂がありました。

坂名の由来はかつてこの坂から大森の海や舟の白帆 海苔ひびなどがよく見えたため この名で呼ばれるようになりました。昭和の初めに耕地整理が行われるまでの汐見坂は今より道幅も狭く赤土の坂道で上る左側は畑だったようです。今日では大森方面にビル群が建てこみ 海などは見られません…どこの汐見坂も同じ状況のようですね(-_-;)

 

汐見坂

汐見坂も高低差12m 平均斜度3.6度の急坂です 長さは約200m

 

話は少し脱線しますが坂の標柱はどうも都内ではゴミ捨て場の目印になっているところが多いようです 特に住宅街ではその傾向が強く 坂マニアとしてはガッカリしてしまいます(;´・ω・)

 

坂評価(5段階)

プロポーション:★★★

知名度:★★

雰囲気:★★★

規模(大きさ、広さ):★★★

リピート率:★★★★

総評価 // 63点 ※あくまでも個人的好みによる評価です。