しどめ坂から都立大学駅まで行く途中に氷川坂があります。
氷川坂はそばに氷川神社があるのでその名が付けられた坂です。氷川神社から南に伸びる参道の呑川緑道から南の部分がそれにあたります。
目黒通りから氷川神社にかけ くの字にカーブしており傾斜はそれほどきつくない坂で個人的にはそのプロポーションは中々好きで「小気味よい」といった感じでしょうか(;´･ω･)
地理的にこの辺りはあまり詳しくないのですがあとから地図で確認するとすぐ近くに駒沢公園がありました((;^_^A 若い頃 駒沢公園はよく行っていたのですが分からなかったです(笑)
坂評価（5段階)
プロポーション：★★★
知名度：★★
雰囲気：★★★
規模（大きさ、広さ)：★★
リピート率：★★
総評価 // 52点 ※あくまでも個人的好みによる評価です。
太鼓坂のある宮前小学校の西側と対になる形で東側には「しどめ坂」があります。
形状的には太鼓坂とほぼ同じですがこちらは少し長く(140mぐらい) 高低差は8mでこちらの方がやや急になっています。
「しどめ」とはバラ科の草ぼけ(しどみ)のことで赤いとげのある木です。昔はこのしどめが呑川の岸辺に群生していたので坂の名になったといわれています。
坂下には暗渠になった呑川緑道が都立大学駅方面まで続いています。
※帰りはこの緑道を通り都立大学駅まで行きました
坂評価（5段階)
プロポーション：★★★
知名度：★★★
雰囲気：★★
規模（大きさ、広さ)：★★★
リピート率：★★
総評価 // 49点 ※あくまでも個人的好みによる評価です。
目黒通り八雲三丁目交差点 うなぎの大黒屋さんの大きな看板がありました(;^ω^)
写真は撮りませんでしたが…その鰻屋さんとスーパライフさんの間の通りを北上すると急な坂があります。
太鼓坂という名のその坂は昔、この坂の斜面が 太鼓のような形をしていたので、または急坂のため 太鼓を転がすように人が転げ落ちたので太鼓坂 と呼ばれるようになった といわれています。
宮前小学校の西横を通って北に向かう坂で長さは100m強 高低差は6mほどですが結構急に感じられます。
壁面に取り付けられた標板は珍しいですね…
坂評価（5段階)
プロポーション：★★★
知名度：★★
雰囲気：★★
規模（大きさ、広さ)：★★
リピート率：★★
総評価 // 46点 ※あくまでも個人的好みによる評価です。
今回は八畑坂経由で大回りして睦坂に行きましたが自由が丘駅前の女神通りの先 自由通りに即している坂です。
元々昔は竹藪の中にあった自由が丘は鉄道開通後発展した街で2000年以降おしゃれタウンとして有名になっただけに上記のような雰囲気を想起させる名前の通りや建物も沢山あります。
この坂のある道は昭和の初めの耕地整理によって新しく造られた道です。当時この付近に住んでいた人々が親睦を願って名付けたとの事。
住民が親睦を願って名づけた坂だけに町内会は「睦会」なんですね(;^ω^)
坂自体は高低差10m、長さ200mのやや急な坂です。
坂評価（5段階)
プロポーション：★★★
知名度：★★★
雰囲気：★★★
規模（大きさ、広さ)：★★★
リピート率：★★
総評価 // 55点 ※あくまでも個人的好みによる評価です。
自由が丘駅はひょっとすると初めて下車したかもしれません(;´･ω･)
若い頃1度や2度来たことがあったような気もしますが別の場所と勘違いしている可能性はあります…というのもこの場所がこんなに路線が交錯していた記憶がないからです もちろん新しく開通した線もあったと思いますがそれにしてもです(-_-;)
という事でその自由が丘駅から徒歩4～5分の所にある谷畑坂
すずかけ通りの交差点から北上して100mぐらいの直線の坂でやや急です。
この付近が衾村と呼ばれた頃の字名“谷畑”が坂名になったと標柱に書かれています
これといって特徴のない坂でした(笑) 坂上から東に進み次の坂「睦坂」へ行きます。
坂評価（5段階)
プロポーション：★★
知名度：★★
雰囲気：★★
規模（大きさ、広さ)：★★
リピート率：★★
総評価 // 40点 ※あくまでも個人的好みによる評価です。
根津から進んで谷中に行きJR鶯谷駅近くには寛永寺坂があります。
寛永寺坂はその名の通り坂名は 坂上が寛永寺境内だったのにちなみます。
写真を見ても坂という感じはしませんね(笑) 撮り方も悪いのかもしれませんが(;'∀')
長さは200mほど殆ど高低差は感じられませんでした
以前 坂上の上野桜木二丁目”交差点付近に京成線の「寛永寺坂駅」があったようで 昭和28年に廃駅となり現在は遺構の一部が残されているみたいですね。
こちらは寛永寺陸橋 右手に階段があり鶯谷駅へ行くことが出来ます。
この坂は大正10年ごろに線路を踏切で超える道路として造られた時には 切通しの急坂だったのですが昭和3年に跨線橋がつくられて傾斜が非常に緩くなり今に至るようです。
※おまけ
寛永寺坂の手前にこのような建物がありました ルネ・上野桜木というマンションですが結構目を見張る外観でしたので思わず ワンショット！
坂評価（5段階)
プロポーション：★
知名度：★
雰囲気：★★
規模（大きさ、広さ)：★★★
リピート率：★★
総評価 // 33点 ※あくまでも個人的好みによる評価です。
谷中霊園の東端にある根岸に下りる坂です。
最初 御隠居坂かと見間違えてしまいましたが(笑)「御隠殿坂」でした(;´･ω･)
御隠殿とは寛永寺の住職・輪王寺宮法親王の別邸で根岸側の線路近く（現在の跨線橋を下りたあたり）にあったようで慶応6年の彰義隊の戦いで焼失しました。
かつてこの坂は線路を踏切で超えていましたが昭和3年ごろに跨線橋（御隠殿坂橋）が建設され谷中墓地から踏切までの急坂は消滅しました。※一番上の写真の右側に見えるのが跨線橋です。
この坂に行く途中 谷中霊園の中を通るのですが渋沢栄一家の墓所がありました
坂評価（5段階)
プロポーション：★★
知名度：★★
雰囲気：★★
規模（大きさ、広さ)：★
リピート率：★★
総評価 // 39点 ※あくまでも個人的好みによる評価です。
